当院のコンタクトレンズ処方
1.当院のコンタクトレンズ処方の特徴
円錐角膜、強度角膜乱視、虹彩付きコンタクトレンズ、遠近両用コンタクトレンズなど、専門性の高いコンタクトレンズ処方が得意です。
2.当外来におけるコンタクトレンズ処方の方針
安全性、装用感、視力の最適なバランスを考慮した処方を目指します。
- ● 安全性…涙液交換が行われること。角膜とレンズの機械的摩擦が少ないこと
- ● 装用感…痛みが少なく、長時間装用出来る事。
- ● 見え方…快適な見え具合。
3.快適なコンタクトレンズ処方の3つの要素
1.充実の検査機器
①TMS
「局所的な角膜屈折力や各種解析結果をカラーコードマップ表示し、そのデータを元にコンタクトレンズのフィッテイングを行います。特に円錐角膜用ハードコンタクトレンズのフィッテイング時にその威力を発揮します。高度な円錐角膜、角膜移植後の角膜不正乱視などにも対応できます。」
②スペキュラマイクロスコープ
角膜において、五層あるうちの一番内側にある角膜内皮細胞という六角形をした角膜の無色透明度を保つ為の組織の細胞数を調べる検査になります。角膜内皮細胞は一度壊れると再生する事はないため、コンタクトレンズ装用に伴う酸素不足による減少など定期的な観察が必要になります。
③ビデオスリットシステム
細隙灯顕微鏡にビデオカメラを装着したシステムです。動画及び静止画の撮影及び保存が可能です。顕微鏡にて拡大したコンタクトレンズの撮影と保存が可能です。使用しているコンタクトレンズの状態を拡大画像でご確認いただけます。動画を撮影する事で、コンタクトレンズのフィティングを多面的に確認する事が出来ます。
2.豊富な種類のトライアルレンズ
様々な形状の円錐角膜眼に合わせるために豊富なトライレンズをご用意しております。
3.医師及び検査スタッフ
関東近郊の大学病院で、円錐角膜専門外来を担当している医師と検査スタッフが、快適なコンタクトレンズ選定をいたします。